楽天ふるさと納税とふるさと本舗はどっちがおすすめ？3つの項目で比較

この記事では「楽天ふるさと納税」と「ふるさと本舗」のメリットや特徴を比較検証していきます。

ふるさと納税とは、自分の故郷や思い入れのある自治体に寄付をすることで、住民税や所得税の控除が受けられ、さらに寄付した地域の特産品などの返礼品を受け取れるという制度です。

税控除が受けられて、お礼の品も受け取れるというメリットが多い制度ですので、ふるさと納税をしてみたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

しかし今現在、30を超えるふるさと納税を取り扱うサイトがあります。そんな多くの中からどのサイトが自分に最適なのか見極めるのはなかなか難しいですよね。

そこでこの記事では、楽天ポイントがお得に貯められる「楽天ふるさと納税」とAmazonギフト券がもらえるキャンペーンが大好評の「ふるさと本舗」を比較して徹底解説していきます。

私が実際にサイトを使ってみて分かった、それぞれのサイトの違いや強みを紹介していきますので、ふるさと納税サイトを選ぶ際の参考にしてみてください。

楽天ふるさと納税とふるさと本舗を3つの項目で徹底比較

「楽天ふるさと納税」と「ふるさと本舗」の返礼品数や対応している支払い方法、ポイント還元など気になるポイントを中心に表にまとめました。それぞれに違いがあるのがお分かりいただけると思います。

その中でも、ふるさと納税サイトを選ぶ時のポイントは以下の3つです。

1. 「返礼品が充実しているか」
2. 「寄付に応じてポイント還元があるか」
3. 「ポイント還元アップやギフト券プレゼントなどのキャンペーンがあるか」

自分のニーズに合ったふるさと納税サイトを選ぶことが大切です。自分がふるさと納税のどんな点を重視するのかを考えながら比較してみてください。

サイト名	楽天ふるさと納税	ふるさと本舗
返礼品数	449,882品	59,248品
自治体数	1,552自治体	188自治体
返礼品レビュー	あり	なし
貯められるポイント	楽天ポイント	Amazonギフト券やPayPay（キャンペーン内容により異なる）
ポイント還元率	寄付金額の1％分 （キャンペーン適用時は最大30％）	5％（キャンペーン内容により異なる）
主なキャンペーン	お買い物マラソン・楽天スーパーセールなど	期間限定ふるさと納税キャンペーン（10,000円以上の寄付で寄付金額の5％分のAmazonギフト券がもらえる）
決済方法	・クレジットカード ・銀行振込 ・楽天バンク決済 ・Apple Pay ※自治体によって異なる	・クレジットカード ・Amazon Pay ・PayPay
便利な機能	・楽天会員情報を使って寄付ができる ・おすすめ返礼品のランキングや口コミレビューが多数あり ・寄付上限額かんたんシミュレーターあり ・自動応答チャット機能で24時間サポート	・お気に入り登録あり ・控除上限額シミュレーターあり ・配送回数や100ｇあたりの寄付単価で絞れるなど検索機能が充実 ・寄付した金額や返礼品の履歴が確認可能

 

楽天ふるさと納税とふるさと本舗を【返礼品】で比較

「多くの選択肢の中から返礼品を選びたい」
「まだ寄付先や欲しい返礼品が決まっていない」

そういった方は、掲載返礼品数が多いふるさと納税ポータルサイトを選ぶと良いでしょう。掲載数が多いほど、お気に入りの自治体や返礼品に出会える確率が上がります。

「楽天ふるさと納税」は1,552自治体、約45万品のお礼の品を掲載していますので、「選択肢は多い方がいい」という方におすすすめです。

対して「ふるさと本舗」は188自治体に掲載返礼品数は約6万点と、楽天ふるさと納税には及びません。しかしふるさと本舗はまだまだ新しいふるさと納税サイトですので、今後規模が拡大されることが予想されます。

楽天ふるさと納税とふるさと本舗を【貯められるポイント】で比較

楽天ふるさと納税は「楽天ポイント」が、ふるさと本舗は「5％分相当のAmazonギフト券」が寄付金額に応じて付与されます。

楽天ポイントは楽天スーパーセールや、SPU（スーパーポイントプログラム）といった楽天サービスを利用すればポイントアップする制度などを利用することで、最大30％までポイントアップができることが特徴です。さらに楽天ポイントは寄付金の支払いに充てることができるのも魅力です。

対してふるさと本舗では、寄付金額の5％分の「Amazonギフト券」が獲得できます。日頃Amazonでよくお買い物される方には大変嬉しい、ギフト券の還元となっています。

楽天ふるさと納税とふるさと本舗を【キャンペーン】で比較

ふるさと納税ポータルサイトでは、それぞれ独自に魅力あるキャンペーンが開催していますので、上手に活用すればお得にふるさと納税ができます。

楽天ふるさと納税では、楽天ポイントの還元率がアップするキャンペーンが豊富です。

1年を通して定期的に開催される「お買い物マラソン」や「楽天スーパーセール」といったショップ買い回りでポイントの還元率がアップするキャンペーンや、「毎月1日はワンダフルデー」や「0と5のつく日」などポイントがアップする日が毎月あります。

対してふるさと本舗では、寄付金額に応じて5％分のAmazonギフト券がもらえる「Amazonギフト券キャンペーン」がほぼ通年開催されています。Amazonギフト券が欲しい人にとってふるさと本舗のキャンペーンは魅力的でしょう。

楽天ふるさと納税とふるさと本舗どっちがお得？ポイント還元を徹底検証

楽天ふるさと納税もふるさと本舗もポイント還元があり、ふるさと納税で寄付をすれば寄付金額に応じてポイントを貯めることができます。キャンペーンを利用すれば通常よりお得にポイントを獲得できます。

結論から言えば、ポイント還元は「楽天ふるさと納税」がお得です！いくつものキャンペーンを併用することで最大30％ものポイント還元が受けられます。

ここでは楽天ふるさと納税とふるさと本舗のポイント還元やキャンペーンを詳しく解説していきますので、ぜひそれぞれを比較し参考にしてください。

楽天ふるさと納税は「楽天ポイント」が貯まる

楽天ふるさと納税では、寄付金額に応じて1ポイント1円として使える「楽天ポイント」が付与されます。

この楽天ポイントは、通常であれば100円につき1ポイントが付与されますが、SPU（スーパーポイントアッププログラム）というポイントUP制度や、楽天スーパーセールなどのキャンペーンを利用することで最大30％ものポイント還元が受けられます。

SPU（スーパーポイントアッププログラム）とは、対象となる楽天グループの15サービスを使えば使うほど、楽天市場でのお買い物がポイントがアップするお得なプログラムです。このポイントアップ制度は楽天ふるさと納税で寄付をする場合にも適用されます。

画像引用元：SPUとはー楽天市場ー

楽天カードや楽天銀行、楽天モバイルといった、楽天サービスを利用するだけでポイント付与率がどんどんアップします。そしてさらに、ポイントアップを狙うなら楽天で開催されているキャンペーンを併用しましょう。

以下に楽天で開催されている主なポイントアップキャンペーンをまとめました。

キャンペーン	概要	倍率
勝ったら倍	楽天イーグルス・ヴィッセル神戸が試合に勝った翌日00：00～23：59まで開催 1注文あたりの買い物金額1,000円以上が対象 ※エントリーが必要	最大＋2倍
お買い物マラソン 楽天スーパーＳＡＬＥ	ポイントアップ期間中に1,000円以上の買い物をしたショップ数に応じてポイントアップ ※エントリーが必要	ショップ買いまわりで最大＋9倍
毎月1日は ワンダフルデー	毎月1日に開催 お買い物合計金額3,000円以上 ※エントリーが必要	＋2倍
0と5のつく日	毎月5日・10日・15日・20日・25日・30日に開催 ※エントリーが必要	＋2倍
39キャンペーン	39ショップで購入（1注文あたり最低3,980円以上の購入） ※エントリーが必要	＋1倍

例えば、楽天スーパーSALE開催時にふるさと納税をした場合に、以下のようなポイントアップが可能です！

SPUとポイントアップキャンペーンを組み合わせることで、最大30％もの楽天ポイントを獲得できます。

SPUはエントリーの必要はありませんが、キャンペーンのポイントアップ適用には事前エントリーが必要です。楽天ポイントの還元率アップを狙うなら日頃からキャンペーン情報はチェックしておきましょう。

ふるさと本舗は「Amazonギフト券」がもらえる

ふるさと本舗では、Amazonギフト券がプレゼントされるキャンペーンが随時開催されています。10,000円以上の寄付をすることで、寄付金額の5％分のAmazonギフト券がもらえます。

画像引用元：ふるさと納税5％Amazonギフトカード還元キャンペーン

キャンペーンコードをコピーして、寄付申込の決済画面にてキャンペーンコードを入力します。

キャンペーンの対象となるのはクレジットカード決済とAmazonPay決済のみです。また会員登録をしていない場合や、ログインせずに寄付をした場合は、キャンペーンの対象外ですので注意しましょう。

ふるさと本舗のAmazonギフト券がもらえるキャンペーンは大変好評です。このキャンペーンの魅力に惹かれて、ふるさと本舗を利用される人も多いのではないでしょうか。

楽天ふるさと納税とふるさと本舗を徹底解説

楽天ふるさと納税とふるさと本舗の特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。

それぞれに異なった魅力や強みがありますので、気になるポイントをチェックしてみてください。人気返礼品ランキングも紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。

【10秒で分かる！】楽天ふるさと納税の特徴

画像引用元：楽天ふるさと納税

「楽天ふるさと納税」は楽天市場が提供しているふるさと納税サイトです。

「楽天ふるさと納税」は、楽天市場でのお買い物と同じステップで寄付ができます。楽天会員でなくても利用できますが、楽天会員なら会員情報をそのまま利用することができるので新たな情報入力の必要がなく、楽天ポイントの付与もあります。

そんな楽天ふるさと納税の最大の特長は、楽天ポイントを貯めることができ、またそのポイントをふるさと納税の寄付に使える点です。

1年を通して開催されている「楽天スーパーセール」などのポイントアップキャンペーンや楽天関連サービスを利用することでポイントがアップする「SPU（スーパーアッププログラム）」を活用することでポイントがどんどん貯まります。

また返礼品のランキングは毎日更新されるので、常に新しい情報を確認できます。さらに返礼品紹介ページには実際に寄付した人のリアルなレビューもたくさん掲載されていますので、間違いない返礼品選びができるでしょう。

デメリットとしては、楽天会員ではない場合、楽天ポイントの付与がないという点です。楽天ふるさと納税はポイントの還元率が他サイトに比べて高いので、ぜひこの機会に楽天IDを取得し楽天会員になることをおすすめします。

メリット	・楽天市場での買い物と変わらない手順で寄付ができる。 ・楽天ポイントがお得に貯められるキャンペーンが満載。 ・レビューが充実しているから評価の高い返礼品・自治体を選べる
デメリット	・楽天会員ではない方は楽天ポイントは付与されない。

 

楽天ふるさと納税人気返礼品TOP5

（2023年2月20日現在）

1位　さがみのり　20kg（5kg×4袋）
還元率：80％　寄付金額：10,000円　自治体：佐賀県上峰町

2位　オホーツク産ホタテ大玉冷大（1kg）
還元率：35％　寄付金額：14,000円　自治体：北海道紋別市

3位　訳あり阿蘇のお米　数量限定6kg増量（6kg×3袋）
還元率：89％　寄付金額：10,000円　自治体：熊本県高森町

4位 訳ありB級銀鮭切り身　約2.8kg
還元率：44％　寄付金額：15,000円　自治体：千葉県勝浦市

5位　訳あり　無添加塩サバ　3.5kg
還元率：78％　寄付金額：10,000円　自治体：千葉県勝浦市

【10秒で分かる！】ふるさと本舗の特徴

画像引用元：ふるさと本舗

「ふるさと本舗」は、「株式会社ふるさと本舗」が運営するふるさと納税サイトです。株式会社ふるさと本舗は、主にネット広告事業を手がけている、株式会社CARTA HOLDINGSの子会社です。

ふるさと本舗は2018年2月に設立された比較的新しいふるさと納税ポータルサイトで、地域の特産品である食品を多く取り扱っていることが魅力です。掲載されている自治体や返礼品は他社サイトに比べると多くはないものの、食品の定期便が豊富であることが特長です。

サイトデザインはシンプルにまとめられているため必要な情報が見付けやすく、返礼品紹介ページでは、「対応している決済方法」や「100ｇあたりの寄付単価」が一目でわかるためふるさと納税初心者の方にも大変使いやすいサイトであると言えるでしょう。

また返礼品検索の絞り込み機能も充実しています。寄付金額の価格範囲の設定や配送回数の選択などがあるので、お探しの返礼品が見つけやすいことも利用者から高い評価を得ています。

画像引用元：ふるさと本舗

そしてふるさと本舗の最大のメリットと言えば「Amazonギフト券キャンペーン」が随時開催されるということでしょう。キャンペーンによりますが寄付金額に対して寄付金額の5％〜11％のAmazonギフト券が還元されます。

メリット	・Amazonギフト券キャンペーンが大好評 ・定期便の取扱いが豊富 ・初心者にも使いやすい見やすいサイト
デメリット	・掲載自治体数・返礼品数が少ない

 

ふるさと本舗人気返礼品TOP5

（2023年2月20日現在）

1位　さがみのり　20kg（5kg×4袋）
還元率：80％　寄付金額：10,000円　自治体：佐賀県上峰町

2位　《数量限定》先行予約　シャインマスカット２～３房　1.6kg
還元率：79％　寄付金額：10,000円　自治体：佐賀県上峰町

3位　【訳あり】　オホーツク産お刺身用ホタテ4cee0
還元率：72％　寄付金額：10,000円　自治体：北海道白糠町

4位 【緊急品支援】200g×2尾　国産うなぎ蒲焼
還元率：78％　寄付金額：10,000円　自治体：佐賀県上峰町

5位　国産　黒毛和牛　切り落とし
還元率：51％　寄付金額：13,000円　自治体：大阪府泉佐野市

結論！楽天ふるさと納税とふるさと本舗それぞれどちらがおすすめか？

ふるさと納税サイトによって取り扱っている返礼品やポイント還元、キャンペーンなどそれぞれに特色があります。自分がふるさと納税をするにあたって何を重視したいかを考え、最適なサイト選びが大切です。

そこで楽天ふるさと納税とふるさと本舗のメリット・デメリットから、それぞれどんな方におすすめかを解説していきます。

楽天ふるさと納税がおすすめなのはこんな人！

楽天ふるさと納税がおすすめなのは次のような人です。

「楽天ふるさと納税」は楽天市場でネットショッピングするのと同じ感覚で寄付ができますので、日頃から楽天市場に慣れ親しんでいる人なら、ふるさと納税が初めてでも使いやすいサイトとなっています。

さらに返礼品を実際に受けとった人のリアルなレビューが充実していますので、返礼品選びの際には大変参考になります。間違いない返礼品選びをしたい人は、高評価の返礼品を選べば安心して寄付申込ができるでしょう。

そして楽天ふるさと納税のポイント還元率はふるさと納税サイトの中でもトップクラスです。

ポイントアップキャンペーンが豊富なので、ＳＰＵといったポイントアッププログラムと併用することでポイント還元率を大幅にアップすることも可能です。貯めたポイントは寄付支払いに充てることもできますし、日頃のお買い物にももちろん利用できます。

ふるさと納税でポイント還元を重視する人は、楽天ふるさと納税がピッタリです。

ふるさと本舗がおすすめなのはこんな人！

ふるさと本舗がおすすめなのは次のような人です。

ふるさと本舗では、Amazonギフト券がもらえるキャンペーンがほぼ通年開催されています。寄付金額に応じてAmazonギフト券として還元されるので、日頃からAmazonでのお買い物を楽しんでいる人にとっては、返礼品が受け取れることに加えてさらなるお得感を得ることができるでしょう。

そしてふるさと本舗は野菜やお肉、海鮮にフルーツと、定期便の取扱いが豊富です。特集ページ「お得で便利！定期便特集」では、全国各地の人気のある定期便が写真付きで紹介されていますのでぜひチェックしてみてください。

さらに他サイトには見られない「配送回数」が選べるという検索機能まで用意されていることからも、ふるさと本舗が定期便に力を入れていることが伺えます。

そして返礼品紹介ページには、詳しい返礼品紹介だけでなく、対応している決済方法や発送時期などが一目でわかるようにレイアウトされています。また「100ｇあたりの寄付単価」も記載されていますので返礼品のお得度の目安として、参考にできます。

ふるさと本舗は、ふるさと納税初心者の人でも使いやすいサイトであると言えるでしょう。

まとめ

「楽天ふるさと納税」と「ふるさと本舗」の特徴やメリットを比較してきました。

比較検証したことから分かったそれぞれのサイトに最適な人は以下の通りです。

楽天市場でのお買い物に慣れていて、楽天ポイントをお得に貯めたい人
→楽天ふるさと納税
食品の定期便の返礼品をお探しの方やAmazonギフト券をお得にゲットしたい方
→ふるさと本舗

「楽天ふるさと納税」・「ふるさと本舗」いずれも寄付金額に応じてポイント還元が受けられます。ポイントアップのキャンペーン数やポイント還元率は楽天ポイントが貰える「楽天ふるさと納税」の方がお得ですが、Amazonをよく利用される人はAmazonギフト券がもらえる「ふるさと本舗」も魅力的です。

ふるさと納税ポータルサイトは、それぞれ特徴やおすすめポイントが違いますので自分に最適なサイトを選ぶことが大切です。ぜひ当記事を参考に「楽天ふるさと納税」と「ふるさと本舗」をご検討ください。