楽天ふるさと納税とふるラボはどっちがおすすめ？3つの項目で比較

この記事では「楽天ふるさと納税」と「ふるラボ」のメリットや特徴を比較検証していきます。

ふるさと納税とは、自分の故郷や思い入れのある自治体に寄付ができる制度です。自治体に寄付して手続きをすることで、寄付金のうち2,000円を超える分については住民税や所得税の控除が受けられ、さらに寄付した地域の特産品などが返礼品として受け取れます。

税控除が受けられて、お礼の品も受け取れるというメリットが多い制度ですので、ふるさと納税をしてみたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

しかし今現在、30を超えるふるさと納税を取り扱うサイトがあります。そんな多くの中からどのサイトが自分に最適なのか見極めるのは、なかなか難しいですよね。

そこでこの記事では、楽天ポイントがお得に貯められることで人気の「楽天ふるさと納税」とAmazonギフト券がもらえるキャンペーンが絶賛開催中の「ふるらぼ」を比較して徹底解説していきます。

私が実際にサイトを使ってみて分かった、それぞれのサイトの違いや強みを紹介していきますので、ふるさと納税サイトを選ぶ際の参考にしてみてください。

楽天ふるさと納税とふるラボを3つの項目で徹底比較

「楽天ふるさと納税」と「ふるラボ」の返礼品数や対応している支払い方法、ポイント還元など、ふるさと納税をする時に注目したいポイントを中心に表にまとめました。それぞれに違いがあることがお分かりいただけると思います。

その中でも、ふるさと納税サイトを選ぶ時のポイントは以下の3つです。

1. 「返礼品が充実しているか」
2. 「寄付に応じてポイント還元があるか」
3. 「ポイント還元アップやギフト券プレゼントなどのキャンペーンがあるか」

自分のニーズを満たしているふるさと納税サイトを選ぶことが大切です。ぜひ自分がふるさと納税のどんな点を重視するのかを考えながら比較してみてください。

サイト名	楽天ふるさと納税	ふるラボ
返礼品数	451,555品	41,530品
自治体数	1,553自治体	118自治体
返礼品 レビュー	あり	なし
貯められる ポイント	楽天ポイント	ポイント還元なし （キャンペーン開催時はAmazonギフト券やQUOカードPayへの還元が受けられる）
ポイント 還元率	寄付金額の1％	キャンペーン適用で寄付金額の最大4％～15％分のAmazonギフト券やQUOカードPay（キャンペーンによる）
主なキャンペーン	お買い物マラソン・楽天スーパーセールなど	春のはじめてキャンペーン Amazonギフト券が最大15％もらえる
決済方法	・クレジットカード ・銀行振込 ・楽天バンク決済 ・Apple Pay ※自治体によって異なる	クレジットカード決済のみ
便利な機能	・楽天会員情報を使って寄付ができる ・おすすめ返礼品のランキングや口コミレビューが多数あり ・寄付上限額かんたんシミュレーターあり ・自動応答チャット機能で24時間サポート	・お気・お気に入り登録あり ・控除上限額シミュレーターあり ・寄付履歴の確認可能

※2023年3月8日現在の情報です。

楽天ふるさと納税とふるラボを【返礼品】で比較

「楽天ふるさと納税」は1,553自治体、約45万品のお礼の品を掲載していますので「選択肢は多い方がいい」という方におすすすめです。

まだ寄付する自治体や返礼品が決まってない方や、たくさんの選択肢の中から返礼品を選びたいという方は「楽天ふるさと納税」のように掲載数が充実しているふるさと納税サイトを選ぶと良いでしょう。

対して「ふるラボ」は118自治体に掲載返礼品数は約4万点と、楽天ふるさと納税には及びません。ふるさと納税ポータルサイトの中でも掲載数はかなり少ない方だと言えるでしょう。しかしふるラボで取り扱っている返礼品の強みは「ふるラボ限定返礼品」が充実していることです。

朝日放送テレビが運営している「ふるラボ」だからこそ取り扱える、人気番組で紹介された商品や番組とコラボした返礼品といったオリジナル返礼品が豊富です。

「サイト限定」の返礼品をお探しの方はふるラボがおすすめです。

楽天ふるさと納税とふるラボを【貯められるポイント】で比較

「ふるさと納税はポイント還元率重視」という人は楽天ふるさと納税が最適です。

「楽天ふるさと納税」では通常、寄付金額の1％分の楽天ポイントが貯まりますが、ポイントアップキャンペーンやSPUといった楽天関連サービスを使うとポイント還元率がアップする制度が充実しているので、楽天ポイントを貯めやすいのが特長です。

この楽天ポイントは寄付金額の支払いに充てることができますし、もちろん楽天市場でのお買い物や楽天Payでの決済にも使用することができます。

対して「ふるラボ」では独自のポイント還元はありません。しかしAmazonギフト券やQUOカードPayが寄付金額に応じて還元されるキャンペーン開催時には、最大15％分の還元が受けられます。

日頃からAmazonを利用されている方ならAmazonギフト券還元がある「ふるラボ」は大変魅力的なサイトだと言えるでしょう。

楽天ふるさと納税とふるラボを【キャンペーン】で比較

「楽天ふるさと納税」では、楽天市場で開催されるポイントアップキャンペーンが適用できます。

複数のショップを買いまわることで還元率がアップする「楽天スーパーセール」や「お買い物マラソン」は1年を通して定期的に開催されますし、「毎月1日はワンダフルデー」や「0と5のつく日」といった特定の曜日にポイントがアップするキャンペーンなどがたくさん開催されています。

キャンペーン開催時を狙って寄付申込みをすれば大変お得にポイントが貯めることができるのでおすすめです。

対して「ふるラボ」では、Amazonギフト券やQUOカードPayがもらえるキャンペーンが随時開催されています。キャンペーン内容によりますが、還元率は寄付金額の4％～15％程です。

お得にAmazonギフト券やQUOカードPayをもらいたい人は、キャンペーン情報をこまめにチェックしてキャンペーン開催時期を逃さないようにしましょう。

楽天ふるさと納税とふるラボどっちがお得？ポイント・ギフト券還元を徹底検証

「楽天ふるさと納税」ではふるさと納税で寄付をすれば寄付金額に応じてポイント還元が受けられますし、キャンペーンを利用すれば「ふるラボ」でもAmazonギフト券が貰えます。

お得にふるさと納税をしたい人にとって、「どれくらいの還元が受けられるのか」という点はとても重要ですよね。

結論から言えば、ポイント還元は「楽天ふるさと納税」がお得です！いくつものキャンペーンを併用することで、最大30％ものポイント還元が受けられます。

ここでは「楽天ふるさと納税」と「ふるラボ」のポイント・ギフト券還元やキャンペーンを詳しく解説していきますので、ぜひそれぞれを比較して参考にしてください。

楽天ふるさと納税は「楽天ポイント」が貯まる

楽天ふるさと納税では、1ポイント1円として使える「楽天ポイント」が寄付金額の1％分がもらえます。この楽天ポイントは楽天市場でのお買い物の時に使えるだけでなく、楽天ふるさと納税の寄付支払いに充てることもできます。

楽天ポイントの還元率をアップさせるには、SPU（スーパーポイントプログラム）というポイントアップ制度や楽天スーパーセールといったキャンペーンを併用することがおすすめです。

SPU（スーパーポイントプログラム）とは、楽天グループのサービスを使えば使うほどどんどんポイント還元率がアップする制度です。

画像引用元：【楽天市場】SPUとは｜SPU（スーパーポイントプログラム）

楽天モバイルや楽天銀行、楽天カードなどがSPUの対象サービスですので、日頃から楽天サービスを利用している楽天ユーザーにとっては、還元率がどんどんアップする嬉しい制度です。

さらに楽天ふるさと納税では、ポイントアップキャンペーンが大変充実しています。以下に主なキャンペーンをまとめました。

キャンペーン	概要	倍率
勝ったら倍	楽天イーグルス・ヴィッセル神戸が試合に勝った翌日00：00～23：59まで開催 1注文あたりの買い物金額1,000円以上が対象 ※エントリーが必要	最大＋2倍
お買い物マラソン 楽天スーパーＳＡＬＥ	ポイントアップ期間中に1,000円以上の買い物をしたショップ数に応じてポイントアップ ※エントリーが必要	ショップ買いまわりで最大＋9倍
毎月1日は ワンダフルデー	毎月1日に開催 お買い物合計金額3,000円以上 ※エントリーが必要	＋2倍
0と5のつく日	毎月5日・10日・15日・20日・25日・30日に開催 ※エントリーが必要	＋2倍
39キャンペーン	39ショップで購入（1注文あたり最低3,980円以上の購入） ※エントリーが必要	＋1倍

SPUとポイントアップキャンペーンは併用することができます。例えば、楽天スーパーSALE開催期間中にふるさと納税をした場合に、SPUとポイントアップキャンペーンを組み合わせると、最大30％の楽天ポイントを獲得できます。

SPUについては対象サービスを利用するだけでポイントアップするので寄付前の事前エントリーは不要です。しかしポイントアップキャンペーンは、事前エントリーが必要ですので楽天ポイントの還元率アップを狙うなら日頃からキャンペーン情報はチェックしておきましょう。

ふるラボは「Amazonギフト券」がもらえる

ふるラボでは、寄付金額の最大15％分のAmazonギフト券がもらえるキャンペーンを開催しています。

画像引用元：寄付総額の最大15％のAmazonギフト券をプレゼント|ふるらぼ春のはじめてキャンペーン

「ふるらぼ春のはじめてキャンペーン」の概要は以下の通りです。

還元率	【ふるラボで寄付が初めての方】 寄付総額1万円以下→15％ 寄付総額1万円以上→1万円まで15％＋1万円を超える分は10％【ふるラボで寄付をしたことがある方】 寄付総額の一律10％
プレゼント時期	2023年5月16日（火）に登録しているメールアドレス宛にAmazonギフト券コードが送付される。
キャンペーン 適用条件	・会員登録とメルマガ登録（すでの登録している方も対象） ・ログイン後にキャンペーンコードを入力してから寄付を行う。

※2023年3月8日時点の情報です。

参照元：寄付総額の最大15％のAmazonギフト券をプレゼント|ふるらぼ春のはじめてキャンペーン

例えば、ふるラボで初めて30,000円の寄付を行った場合のAmazonギフト券還元は以下の通りです。

ふるラボの利用が初めての方なら15％のAmazonギフト券がもらえます。キャンペーン開催されているこの機会にふるラボでふるさと納税をしてみませんか。

楽天ふるさと納税とふるラボを徹底解説

「楽天ふるさと納税」と「ふるラボ」の特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。

それぞれに異なった魅力や強みがありますので、気になるポイントをチェックしてみてください。人気返礼品ランキングも紹介しますのでぜひ参考にしてくださいね。

【10秒で分かる！】楽天ふるさと納税の特徴

画像引用元：楽天ふるさと納税

楽天ふるさと納税は、楽天市場が運営するふるさと納税サイトです。

そのため楽天ふるさと納税では、楽天市場でのお買い物と同じ手順でふるさと納税の寄付申込ができます。ふるさと納税初心者の方でも楽天市場に馴染みのある方なら、戸惑うことなく寄付申込ができるでしょう。

楽天ふるさと納税の最大の特徴は、ポイント還元率がアップするプログラムやキャンペーンが充実していることです。

楽天関連サービスを利用しているとポイント還元率がどんどんアップするSPU（スーパーポイントプログラム）や楽天スーパーセールなどのポイントアップキャンペーンを併用すると還元率は大幅にアップするので、楽天ポイントをお得に貯めやすくなっています。

また返礼品の人気ランキングは毎日更新されるので、常に最新の情報をもとに返礼品を選ぶことができます。さらに実際に返礼品を受け取った人たちのリアルなレビューもたくさん掲載されていますので、高評価の返礼品や自治体を選ぶ時の参考になりますよ。

楽天ふるさと納税は、もちろん楽天会員でなくても寄付申込は可能です。しかし楽天会員でない場合は楽天ポイントは付与されませんので注意してください。会員登録は無料ですのでぜひこの機会に楽天会員になって、お得にふるさと納税をしてみてはいかがでしょうか。

メリット	・楽天市場での買い物と変わらない手順で寄付ができる。 ・楽天ポイントがお得に貯められるキャンペーンが満載。 ・レビューが充実しているから評価の高い返礼品・自治体を選べる
デメリット	・楽天会員ではない方は楽天ポイントは付与されない。

 

楽天ふるさと納税人気返礼品TOP5

（2023年3月8日現在）

1位　さがみのり　20kg（5kg×4袋）
還元率：80％　寄付金額：10,000円　自治体：佐賀県上峰町

2位　オホーツク産ホタテ大玉冷大（1kg）
還元率：35％　寄付金額：14,000円　自治体：北海道紋別市

3位　訳ありB級銀鮭切り身　約2.8kg
還元率：44％　寄付金額：15,000円　自治体：千葉県勝浦市

4位 エリエール消臭＋トイレットティッシュ　コンパクトダブル64個
還元率：40％　寄付金額：16,000円　自治体：静岡県富士宮市

5位　牛タン1kg（500g×2パック）
還元率：38％　寄付金額：15,000円　自治体：熊本県水上村

【10秒で分かる！】ふるラボの特徴

画像引用元：ふるらぼ

「ふるラボ」は、朝日放送テレビ（ABCテレビ）が運営している、2021年8月からサービスを開始した新しいふるさと納税サイトです。

ふるラボの最大の特徴は、人気番組「おはよう朝日です」や「旅サラダ」で紹介された商品やコラボ返礼品といった「ふるラボ限定返礼品」を取り扱っている点です。

掲載している自治体や返礼品の数は少ないですが、他にはない特別感のある返礼品をお探しの方は「ふるラボ」は大変魅力的なサイトです。

また地域の魅力や返礼品の紹介を「動画」で伝える「ふるラボチャンネル」は、テレビ局が運営する「ふるラボ」ならではと言えるでしょう。

映像を使って紹介することで、ふるさと納税が初めての方でも分かりやすく見やすいサイトになっています。

またAmazonギフト還元キャンペーンも随時開催されています。サイト独自のポイント還元はありませんが、キャンペーン期間中は寄付金額に応じて還元が受けられます。キャンペーンを見逃さないよう定期的にサイトをチェックしてみてくださいね。

メリット	・テレビで紹介された返礼品やサイト限定の返礼品がある ・テレビ局ならではの、返礼品や自治体の動画紹介が見やすい ・Amazonギフト券還元キャンペーンが開催される
デメリット	・掲載している自治体や返礼品の数が少ない

ふるラボ人気返礼品TOP5

（2023年3月8日現在）

1位　厚切り牛タン塩味　1kg（500g×2パック）
還元率：35％　寄付金額：19,000円　自治体：宮城県気仙沼市

2位　さがみのり　20kg(5kg×4袋）
還元率：80％　寄付金額：10,000円　自治体：佐賀県上峰町

3位　オホーツク産ホタテ大玉冷大（1kg）
還元率：35％　寄付金額：14,000円　自治体：北海道紋別市

4位　射手矢さんちの泉州プレミアムたまねぎ　3kg　先行予約
還元率：32％　寄付金額：5,000円　自治体：大阪府泉佐野市

5位　熊本県産　シャインマスカット　約1.2kg　2房～3房
還元率：60%　寄付金額：10,000円　自治体：熊本県八代市

結論！楽天ふるさと納税とふるラボそれぞれどちらがおすすめか？

ふるさと納税サイトによって、取り扱っている返礼品やポイントへの還元、キャンペーンなどそれぞれに特色があります。自分がふるさと納税をするにあたって何を重視したいかを考え、最適なサイト選びが大切です。

そこで楽天ふるさと納税とふるラボのメリット・デメリットから、それぞれどんな方におすすめかを解説していきます。

楽天ふるさと納税がおすすめな方はこんな人！

楽天ふるさと納税がおすすめなのは次のような人です。

ふるさと納税でポイント還元を重視される人は、楽天ふるさと納税が最適です。

ポイント還元をアップさせるキャンペーンやSPUといったポイントアッププログラムが用意されているので、お得に楽天ポイントを貯めることができます。

また楽天ふるさと納税は、楽天市場でのお買い物と同じ手順で寄付ができるので、日頃からネットショッピングを利用されている方は、楽天ふるさと納税は大変利用しやすいサイトと言えます。

返礼品の掲載数も45万点と豊富です。口コミの掲載も充実しているので、高評価の自治体や返礼品を選ぶ時の参考になります。ふるさと納税が初めての方でも間違いない返礼品選びができるでしょう。

ふるラボがおすすめな方はこんな人！

ふるラボがおすすめなのは次のような人です。

「ふるラボ」は、テレビで紹介された返礼品が欲しい方や、サイト限定のオリジナル返礼品が欲しい方にピッタリです。

「ふるラボ」は朝日放送テレビ（ABCテレビ）が運営しているので、人気番組内で紹介された人気返礼品やコラボ商品などの取扱いがあり、放送局ならではの動画コンテンツが充実しています。

ふるラボ提供の「ふるラボチャンネル」は、まるでテレビを見ているように地域の魅力が直接伝わってきます。「返礼品紹介ページだけではわかりづらい」という方には、放送局ならではの分かりやすく見やすい動画は大変参考になるでしょう。

さらにふるラボでは、Amazonギフト券がもらえるキャンペーンが開催されるので、キャンペーン期間中の寄付申込がおすすめです。ふるさと納税でお得にAmazonギフト券がもらえるチャンスを見逃さないよう、ふるラボのキャンペーン情報は日頃からチェックしておきましょう。

まとめ

「楽天ふるさと納税」と「ふるラボ」の特徴やメリットを比較してきました。

比較検証したことから分かった、それぞれのサイトに最適な人は以下の通りです。

楽天市場でのお買い物に慣れていて、ポイント還元率を重視している人
→楽天ふるさと納税
Amazonをよく利用していて、人気番組とのコラボ返礼品などやサイト限定のお礼の品が欲しい人
→ふるラボ

「楽天ふるさと納税」・「ふるラボ」いずれもポイントやギフト券といった、寄付金額に応じた還元が受けられます。ポイントアップのキャンペーン数やポイント還元率は楽天ポイントが貰える「楽天ふるさと納税」の方がお得ですが、Amazonをよく利用している人にはAmazonギフト券がもらえるキャンペーンが開催される「ふるラボ」も魅力的です。

ふるさと納税ポータルサイトは、それぞれ特徴やおすすめポイントが違いますので自分に最適なサイトを選ぶことが大切です。ぜひ当記事を参考に「楽天ふるさと納税」と「ふるラボ」をご検討ください。